「うちの子、音楽向いてる?」に答えるレッスン時間|“楽しく学ぶ”のがいちばん伸びる理由
はじめに:音楽の向き・不向きを決めるのは、誰?
子どもに何か新しい習い事をさせたいと思ったとき、「うちの子、向いてるかな?」という不安は、保護者の多くが感じることではないでしょうか。
特に音楽教室の場合、「音感がないとダメ?」「才能が必要?」「飽きっぽい子には向かない?」など、ハードルが高く感じられることもあります。
でも、STUDIO MOTIFで多くの子どもたちと向き合ってきた私たちははっきり言えます。“音楽が向いているかどうか”は、最初から決まっているものではありません。
それは、“楽しい”と感じられるかどうか。そして、楽しめる環境や関わり方があるかどうかで、大きく変わってくるのです。
◾️音楽は「競争」ではなく「発見」
学校の勉強やスポーツと同じように、音楽にもある程度の技術や知識は必要です。しかし、音楽教育の目的は「誰より上手になること」ではありません。
たとえば、最初は全然音が合わなかった子が、自分でメロディをなぞってみようとする。あるいは、鍵盤を押して出た音を聴いて、「きれい!」と目を輝かせる。
こうした瞬間こそが、“音楽に向いている”というサインなのです。
子どもが「音」に対して興味を持ち、「音を通して表現できる楽しさ」に気づいたとき、その子にとって音楽は特別な居場所になります。
◾️初心者でも安心できる“入り口”が大切
STUDIO MOTIFでは、「うまくできるかどうか」よりも「楽しめたかどうか」をレッスンの基準にしています。ピアノやリズムレッスンも、「まず音を出してみよう!」というシンプルなアプローチから始まります。
鍵盤を好きなように鳴らしてみる
ドレミの順番をゲームのように覚えてみる
自分の名前をリズムで言ってみる
こうした“遊びのような時間”の中で、子どもは自分のペースで音に慣れ、学ぶ準備が整っていきます。
一方、レッスンが堅苦しくなりすぎたり、評価や成果を求めすぎたりすると、「音楽=苦手」「自信がない」という気持ちが先立ってしまいます。
◾️継続できる子は「好き」がある子
どんな習い事でもそうですが、継続こそが力になります。そして、音楽は特に「継続」との相性が良い習い事です。でもその継続の源は、「上手になりたい」ではなく、「もっとやってみたい」という気持ち。
つまり、“音楽が好き”という感覚なのです。
「今日もレッスン行きたい!」
「さっきの曲、もう一回弾いてみたい!」
「家でも練習してみたいな」
こうした気持ちが芽生えたとき、子どもは自分から音楽に向かうようになります。それが結果的に、リズム感や読譜力、集中力といった“目に見える成果”にもつながっていくのです。
◾️「最初から上手な子」は、実は少数派
音楽教室でよくある誤解の一つに、「音感が良い子だけが伸びる」というものがあります。たしかに中には、生まれつき音やリズムに敏感な子もいます。
でも、多くの子どもたちは、“経験の中で少しずつ音楽に慣れ、伸びていく”のです。
最初は恥ずかしがって音が出せなかった子が、数ヶ月後には堂々と発表していた
楽譜が読めなかった子が、自分の力で1曲を弾き切った
指がなかなか動かなかった子が、両手でリズムを刻めるようになった
こうした成長は、“向いているかどうか”ではなく、“向き合ってこれたかどうか”で決まります。
STUDIO MOTIFでは、その子のテンポに合わせて伸ばすレッスンを大切にしています。
◾️「できたね!」より「楽しそうだったね」
おうちでの声かけも、子どもが音楽を楽しみ続ける大きな支えになります。
たとえば:
「今日のレッスン、どんな曲だった?」
「楽しそうだったね!」
「そのリズム、すごく面白いね!」
こうした“結果より過程”にフォーカスした言葉は、子どもにとって「ありのままの自分が認められた」という実感になります。
また、子どもが練習を嫌がったときは、「練習しなさい!」ではなく、「一緒に聴いてみようか」「じゃあ今日は1分だけ」といった、一緒に寄り添う姿勢が効果的です。
音楽の“向き・不向き”は、最初から決まっているわけではない
楽しめる環境と関わり方があれば、子どもは自然に音に向き合うようになる
評価や正解より、「楽しい」が育つレッスンが、結果として力を伸ばす
保護者の声かけや安心できる教室環境が、子どもの継続力を支える
STUDIO MOTIFでは、「楽しい」が育つ音楽教育を大切にしています。ピアノ、リズム、歌──子どもたちが自分らしく音を楽しむレッスンを、ぜひ体験してみてください。
無料の体験レッスンも随時受付中です。「うちの子に音楽、向いてるかな?」と悩むその気持ちこそが、素敵な第一歩かもしれません。

