自己肯定感を育てる習い事とは?|音楽が子どもに与える心理的効果
はじめに:「自信が持てない」悩みの正体は“能力”ではない
「うちの子、すぐに不安になる」「人前だと固まる」「注意されると落ち込んでしまう」
子どもの自己肯定感について調べている保護者の方は、こうした悩みを抱えていることが多いです。
ここで大切なのは、自己肯定感は“できる・できない”の結果だけで決まるものではない、という点です。むしろ、日常の中で「自分の気持ちが受け止められている」「ここにいて大丈夫」と感じられる経験が、心の安定につながります。
音楽教室のレッスンは、この“心理的な安心感”を作りやすい環境として機能することがあります。
自己肯定感が育つ過程で重要なのは、子どもが「評価される」より先に「理解される」体験を持てることです。音楽のレッスンは、先生と1対1、もしくは少人数で対話しながら進むことが多く、子どもの表情や緊張に気づきやすい場面が増えます。
たとえば、言葉にできない不安を抱えている子でも、音やリズムの反応、姿勢、手の動きから状態が伝わることがあります。すると先生は「今日は疲れてる?」「ここはゆっくりでいいよ」と、感情に合わせた声かけができる。
こうした“気持ちに合わせて くれる体験”が、子どもにとっての安心材料になり、「否定されない場所がある」という感覚を育てます。
自己肯定感とセットで語られるのが、自己効力感(自分で状況を動かせる感覚)です。
これは「頑張ったらできた」だけでなく、「自分で選んで決めた」経験からも育ちます。音楽はその余地が大きい分野です。
曲の好み、音の出し方、練習の順番、どこから弾くかなど、レッスンの中に小さな選択がたくさんあります。先生が「どっちの曲が好き?」「今日はどこからやりたい?」と選択肢を渡してくれると、子どもは“やらされる”から“自分で関わる”へと気持ちが変わります。
自分で決めたことは、たとえうまくいかない日があっても 投げ出しにくい。これが「自分は自分で進める」という自信につながります。
子どもが落ち込みやすい、緊張しやすい、怒りっぽい。
こうした状態は、性格というより“感情の扱い方がまだ育っている途中”という側面があります。
音楽には、気持ちを切り替えるスイッチが多くあります。
呼吸を整える、テンポを合わせる、音量を調整する、耳を澄ます。
これらは、感情が揺れているときほど難しくなりますが、逆に言えば「整える作業」を安全な環境で反復できるということでもあります。
結果として、子どもは「不安になっても戻ってこれる」「緊張しても落ち着ける」という感覚を持ちやすくなります。
自己肯定感は、“いつも元気”ではなく、“揺れても回復できる”という実感からも育っていきます。
SSTUDIO MOTIFでは、子どもが音楽を通して自分を肯定できるように、レッスンの進め方や声かけを大切にしています。
うまくいかない日があっても、その日なりの状態を受け止め、関わり方を調整する。子どもの性格やペースに合わせて、安心して通える環境を作る。こうした積み重ねが「また来てもいい」「ここなら大丈夫」と いう感覚につながり、結果として自信や自己肯定感の土台になっていきます。
子どもの自己肯定感を育てる習い事を探している方は、まずは体験レッスンで、お子さまが“安心していられるか”という視点で見てみてください。

